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お湯採り

冬モードの床暖房がそろそろ終りの頃、4月・5月の良いお日和の頃から、OMソーラーシステムは
お湯採りモードを開始する。制御盤の設定によっては、うっかりすると夜間放射冷却が始まってしまい、
夜中に寒さを感じることもあるので要注意なのも、この頃。

6月ともなれば、太陽熱の強烈さは日差しの強さや紫外線のまぶしさだけでなく、浴槽に給湯する時にこそ実感。給湯器を経由せずに、混合栓の設定温度を高温にして給湯した時に、どんどん暖かいお湯が出てくるのを指先に感じる喜びは、なかなかのもの。つい口元がほころび、ニンマリしたくなる。
もっとも、最近の給湯システムは製造物責任を問われる法改正のため、スカイブレンダーという
安全装置の設置が義務付けられ、、給湯器のスイッチはONにしなければならず、貯湯槽から直接、
給湯とはいかなくなり、そんな喜びも半減なのが少し残念。

でも、いずれにしても、家庭で使われるエネルギーの30%を占めるといわれる給湯に、太陽熱利用が
効果的になされることは、化石燃料に頼らない暮らし方の意味からも、CO2削減と言う意味からも、
とても素晴らしいこと。
配管類やポンプ、貯湯槽の寿命など、メンテナンスの必要はあるにしても、そのリスクを補ってあまり
ある。太陽のくれた、ふんだんなお湯。なんだか肌ざわりが柔らかいような気がする。日比
by hearthandhome | 2009-06-02 21:07 | OMソーラー


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