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彼岸花

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「ごん狐」を代表作とする童話作家、
新美南吉をご存知ですか。

人の世の悲哀さえも、こともあろうに
童話というカテゴリにおいて創作し、
29才という若さで、この世を去った
半田市出身の作家です。





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彼の偉業を納めた
「新美南吉記念館」。

その北に流れる矢勝川の土手に、
100万本とも200万本
とも言われる彼岸花が
9月の中ごろから10月にかけて
咲き並び、まるでかすみのような
赤い絨毯が敷かれているようです。



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ところが、開花の期間が長いだけに
全花、満開の日に立ち会うのは難しい。

残念ながら、本日の彼岸花は、
既に峠を過ぎてしまったけれど、
それはそれで満開の情景を
思い浮かべることもできるし、
来年こそは満開の日に来ようという
気にもさせるのです。



それはそうと「彼岸花」、別名 「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という不思議な呼称、
そして真っ直ぐに伸びた細い茎の先に載っかる特異な花の形から、何が連想できるでしょうか。
球根に毒を含んでいるという特質も、なんだかいわくありげで、わたしは、宗教、中でも仏教のことを、
つい思い浮かべてしまいます。高齢化社会にぴったりくる「彼岸花」ではありませんか。日比
by hearthandhome | 2009-10-04 01:04 | 半田


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