人気ブログランキング | 話題のタグを見る

コールドドラフト

家の中を空気は循環しています。
暖かい空気は上昇し、その分、冷たい空気が下がってきます。
この冷たく感じる下降気流がコールドドラフト現象です。
特に暖房をしている時は、1階と2階の空気が
1時間に4~5回、入れ替わっているようです。
また、吹き抜けや階段が一体になっている空間は、
空気も動きやすいと言えます。

北側に階段があって、その北壁に窓がある場合は
下降気流が、その窓付近で、さらに冷やされるので
よりコールドドラフトが起きやすくなります。

対策の一つとして、その窓の気密断熱性能を高めることがあります。
具体的には、厚手のカーテンや断熱障子の取り付けです。
カーテンの上端に覆いを付けて気密性能を上げてやるのも良い方法です。
この場合、この窓の結露は起きやすくなりますので、注意してください。

厳冬期以外の季節には、この下降気流が気持ち良いこともありますし、
家中の換気をしているという大切な機能もありますから、
この時期の過ごし方として、工夫していくことになるでしょうか。    日比
by hearthandhome | 2007-01-26 19:29 | 住みながら思うこと


<< 「3.5間角の家」 照明器具付 「3.5間角の家」 内装工事 >>