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OM地域型住宅研究会 (2)

OM地域型住宅研究会 (2)_f0059988_11125332.jpg3軒の家のインテリア。

まずは、Y邸。
「どこ見てもいいですよ!」
と言ってくださるお施主さんの歓待に
感謝。対応もすこぶる自然体でOM的。

食卓テーブルも、もちろん杉。
照明器具の
ぶら下がっている様が面白い。
薪ストーブの煙突が見える。


OM地域型住宅研究会 (2)_f0059988_11131464.jpg技術的に困難とされていた
杉の大断面の梁の完全な乾燥について。

ほぼ、完璧。

「常滑市多屋の家」の三河杉に勝るとも劣らない
割れもなく美しい根羽杉。登り梁とそれを支える束。

東と南の大きなFIX窓が、とてもまぶしく印象的。
夏の遮熱を考えると、愛知では問題ありかな?
どうかな?でも目線が上に抜けて、
大きく拡がることは間違いなく、
断然、気持ちいいい。




OM地域型住宅研究会 (2)_f0059988_11133715.jpg「羽場の家」

ナナメ天井の杉板は、
厚さ30㎜の厚板。
屋根下地および断熱材や
気密シート入の下地になると共に、
天井の仕上げ材ともなる。
そういうアイディアは、3軒とも共通。

固定ハシゴ付きのロフトには
洗濯物干しのパイプが。
これも、暮らし易さのアイディア。

OM地域型住宅研究会 (2)_f0059988_1114946.jpg「新井建築工房の仕事。

外部建具は米杉の特製品。

浴室前の洗濯物干し場まで、
ちゃんと考えられている上に、
美しい空間。






それぞれの家が自由な構想のもと、自由奔放に設計されているように見えるが、
実は、一定の構造ルールがあるところに、そのすごさがある。フォルクスAにも通じること。
翌日の三澤文子さんや木構造の小原勝彦氏の講演にも後押しされながら、地域材の家の構造計算による安全の証明の確立、永く安心して住み続けられる200年住宅に向けて、研究会のスタート。日比
by hearthandhome | 2008-06-23 08:47 | 家づくりへの思い


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