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平和を奏でる音楽蔵

f0059988_20572945.jpg11月24日、絶好のお天気に恵まれ、
8組のアマチュアミュージシャンの共演となりました。

ジャズバンド、コーラス、詩吟、ギターの弾き語り、
オカリナ、三味線、ハーモニカ、三人のコラボと
各ジャンル、入り乱れてのごちゃまぜコンサートです。

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T様のご自宅(築160年!)の
土蔵と中庭が会場という幸運。
伝統と文化の香りがします。

入り口にはゴンギツネも登場。
急遽、折り鶴も舞い降りて
メンバー手づくりの
「平和を奏でる音楽蔵」
となりました。



f0059988_21121222.jpg100名を超えるご来場に
用意した土蔵の座席はピッタリ。
珍しいくらい大きな土蔵でしょ!
暑くも寒くもなく、
これだけの人が入っても
室内が爽やかなのは
土壁の性能の良さなのでしょう。

15分程度で出演者が入れ替わり
目まぐるしさの反面、飽きもない。
良いやり方なのかもしれません。
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by hearthandhome | 2014-11-25 21:37

建築士定期講習会

平成17年、一級建築士による構造計算書偽造により、震度5程度の地震にも耐えられないマンションが建てられ販売されたという恐ろしい事件がありました。
国土交通省、検査機関、販売会社、建節会社の組織ぐるみではないかと社会問題となりましたが、一構造計算者の個人犯罪という決着になったようです。
その結末はともかく、マンション購入者の悲運はもちろん、社会に与えた衝撃も建築士全体へのショックも大きく、再発防止策として3年に一回の建築士定期講習が開始されました。
実務的にはほとんど役に立ちそうもない包括的、総花的、今更の教育的な講習内容。
10:00から17:30の、最後には考査もあるという試練の長丁場。
選良であるべき建築士達の溜息が聞こえてきます。わたしも含めて。ほんと、疲れました。
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あの事件は、建築業界の実態の一端であることは告白しなければなりませんが、鉄筋量を削ってまでコストを削減し販売競争に臨む人の心中の寂しさは想像を絶するものがあります。しかし、似たような構図の販売合戦は、いたるところで起きているのではと考えるのは間違いでしょうか?
一方、多くの善良な人々には、そのようなことに騙されない賢い消費者であってほしいし、
住宅に関しては、専門家として適切なアドバイスができるように努めたいと思います。
ところで、ほんの少しですが、考査の結果が気になるのは、どうしたことでしょうか?
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by hearthandhome | 2014-02-08 21:47

調湿性能のこと (1)

居心地の良い住まいには、美しいデザインや動線、設備機器類、収納などの機能も
大切ですが、目に見えない温度、湿度、換気などの室内気候が大きく関わっていて、
住む人の、特に高齢者の健康に影響していますので、見過ごせません。

人間にとって快適な室温は、衣服との関係もあって、夏は25~28℃、
冬は18~22℃。湿度は夏は55~65%。冬は45~60%、
安眠したい寝室の湿度は夏冬共、50~70%と言われています。

さてそれで、カビは温度0℃から50℃までの間に生育する菌で、その最適温は
20℃から35℃、湿度は70%、また、カビのあるところ、
それを餌とするダニの生育にも好条件となります。
一方、湿度40%を切るとインフルエンザウイルスの生存率が高くなります。
梅雨時においてはもちろんですが、暮らし方によって、菌やウイルスの好む
温熱条件になることは珍しいことではなく、日本の風土そのものと言っても
過言ではありません。
味噌、醤油などの発酵食品が盛んであるゆえんでもありますね。
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by hearthandhome | 2014-01-07 22:04

優良住宅 「中京の家」

優良住宅「中京の家」が、国土交通省による地域型住宅ブランド化事業の採択を受けました。
昨年までの「木のいえ整備事業」の地域への拡大版ですが、弊社もこのグループに参加しています。
いくつかのルールはありますが、補助金の交付を受けることができます。
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今回、付け加わったユニークなものに、雨水タンクや液状化調査の災害対策、HEMS導入やLED照明の省エネ対策、車椅子用スロープやEVコンセントの長寿命対策、地域材を使った外構や植樹の地域貢献があり、ちょっと違った視点からの補助金活用となり、興味を引く試みとなっています。 日比
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by hearthandhome | 2012-08-25 12:04

人工乾燥と天然乾燥 (3)

構造材としての木材の乾燥について、このところ調査をしてきましたが、この時代に求められる耐震・断熱性能を満たし、木材産業として成り立たせるために、様々に工夫してきた人工乾燥法は天然乾燥のもたらす木材の美しさを保ちつつ、完成の域に達っしつつあるように思われます。
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見事に管理された立ち木、バイオマス乾燥庫と長年に渡る試行錯誤の結果としての乾燥手順、製材所のにおける作業状況など、山に来てくれれば、すべてが分かる!!ということで、山林見学ツアーが開催されます。8月18日(土) 紀州杉の産地に現地集合です。ご希望の方は、お申し出ください。
日比
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by hearthandhome | 2012-08-01 09:29

「多屋の家」 お宅訪問 (3)  「ご長寿住宅」

この頃、「夫婦ふたりの家」として、ご高齢なご夫婦の家をつくらせていただくことが多くあります。

f0059988_18155724.jpg今回の「多屋の家」、お宅訪問のように竣工後数年して、いろいろお話しをうかがう機会もまた、しばしばです。
子育て世代のご夫婦と大きく異なるのは、加齢に伴う時の流れを
より意識することでしょうか。
車椅子対応のアプローチや段差の解消もありますが、日当たりの良さ、どこに行っても同じ室温、風通しの良さという特色を「住んでみての実感」として語られるのが素直にうなずけられます。


家庭内の事故として多く挙げられる、もろくなった骨の骨折とヒートショックによる脳血管障害は、一度、事故にあっては取り返しのつかないほどの大敵です。
高齢者にとって一番大切なことは、健康であり続けるための「ご長寿住宅」であり、「夫婦ふたりの家」が、その実現を目指していることは、くり返し申し上げたいと思います。
注)IBECの「健康維持増進住宅」が官民挙げて、活発に行われています。
  ネーミングはともかく、このことは時代の要請と言えますし、奥の深いテーマですね。日比

                                                                                                                                                
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by hearthandhome | 2012-07-13 17:46

「多屋の家」 お宅訪問 (2)

f0059988_18465786.jpg今回の「お宅訪問」にてお二人の住まい方の上で感じたことに、
お隣りや道路を行きかう人々への親しみ溢れる眼差しがあります。
趣味となさっている庭づくり、バラの栽培も他人に喜んでもらえるという目標があるからこそ精が出せるのかなと・・・。
南道路から1メートルほど上がっている敷地も、通行者と家人との
視線がずれて良い効果を出しています。

また、ご夫妻の知識欲や創作力も旺盛で、応接に無造作に置かれた衝立に張られた短冊の文字が、雨情、白蓮の直筆であり床の間の掛け軸も著名な文士の直筆と教えていただき、知る人ぞ知る文化財、今さらのようにびっくりさせられました。
ご主人の野菜づくりも、庭の片隅で健闘なさっていましたが、奥様のパワー全開のバラ園の勢いには、
少し負けそうでした。でも囲碁への情熱はますます盛んで気力の衰えることを知らないご様子に、健康であることの秘訣を見つけたように思います。日比
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by hearthandhome | 2012-07-11 08:02

人工乾燥と天然乾燥 (2)

f0059988_16291211.jpg木材を桟積みして自然に乾燥させる天然乾燥については
木材本来の色艶が損なわれない利点があり、間近に木材を扱っている人たちほど支持者が多いのは、あながち保守的な考えばかりではなさそうです。ただ、乾燥の進み具合は気象条件に左右され、
数年単位!の長い乾燥期間が必要となり、出荷調整も有り得て
木材産業としての大きな課題はあるようです。


最近では事前に人工乾燥による高温セット処理をしてから天然乾燥をしたり、天然乾燥後に人工乾燥するという方法も提案されています。それでも、少なくとも天然乾燥の期間は10ヶ月を要するようですが、今後の発展の方法としては、戸数など計画的にできるのなら面白いのかもしれません。

現状の人工乾燥の生産現場においても、概ねこのマニュアルにあるような乾燥方法がなされてきているはずですが、今回の指摘を受けての実践者のさらなる取り組みによって、特に杉の梁材において、低コストで高品質な生産が確立されるよう願っていますし、その日も遠くないと思います。日比
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by hearthandhome | 2012-07-07 08:11

人工乾燥と天然乾燥 (1)

見学会にて、お客様に木材産地についてのお話をうかがうことがありました。
とっさに連想したのが人工乾燥材によるプレカット全盛の昨今ですから、木材産地に根強く残る
「天然乾燥」についての最近の事情を調べてみました。それがちょうど良いタイミングだったようです。

f0059988_1546619.jpg木材は大きく育つのに大量の水分を地中より吸い上げます。含水率200%の杉材などと聞くと信じられないほどですが、かつてはそういう未乾燥材を使って家をつくっていましたから乾燥収縮による木材の割れや狂いは竣工後、何年経っても顕著でした。
特に梁材のような大きな断面のものには、まず間違いなく表面割れが発生し「無垢の木材というものは、このように割れるものですから。」と供給者側がユーザーに理解を求めるのが通例です。強度には何の影響もないことですが、見た目の悪さからクレームになることもたびたび。

工期短縮や高気密性の確保、構造強度の向上など
建て方の変化に伴い乾燥材が求められ、人工乾燥による木材供給が盛んに行われています。その結果、木材の含水率は15%を切るほどにもなり少なくとも表面割れはかなり見られなくなってきました。

f0059988_15593343.jpgところが、人工乾燥の温湿度の程度や掛ける時間の長さによって、木材内部での「内部割れ」が生じ、構造強度の
低下が懸念されています。


それを受けて、この4月に農水省のワーキンググループより「安全・安心な乾燥材の生産・利用マニュアル」として三年間の研究成果が発表されました。杉・檜などについて「内部割れ」が少なく強度面でも問題が生じない乾燥スケジュールを提案していて、今後の木材乾燥の大きな指針となっています。
日比
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by hearthandhome | 2012-07-05 07:58

知多半島って、スゴイ!

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『田んぼや雑木林の中にポツンとある、    周囲に家の無い土地』という
ユニークなお客様のご要望があって、
至急、不動産情報を集めました。

興味津々な案件ということもあってか、
すぐに数件の情報が寄せられ、
モノがモノだけにしっかり現地確認。
天気の良い日は、気持ち良く
少し、探検気分にもなります。


f0059988_18354254.jpg昨今の地震や津波に関する驚愕の報道の中、
知多半島の海沿いでの土地選びを
いぶかる気持ちもあるにはあるけれど、
確率的に、それはそれでしょうか。

いくつか訪れて驚いたのは、本当に海のすぐ近くから
垂直に立ち上がる急峻な高台のこと。
知多半島の地球規模の成り立ちを
知多半島を構成している骨太な背骨を
垣間見たような気がします。

多くの住まい手が、眼下に広がる海を眺めながら、
急な坂をものともせずに、暮らしていらっしゃいます。
台風襲来の時は、どんな光景が見えるのでしょうか。
でも、少なくとも津波襲来には大丈夫!


f0059988_1836312.jpg現実的には、車があってこそ、
住宅地としての開発が成り立っていて、
車が乗れなくなった時のことは
気になるところですね。

アプローチの道巾は細く、
慣れない普通車の通行では、
車にキズが絶えませんが、
ウグイスの鳴き声も間近に聞こえて、
別荘地のような雰囲気は格別でした。日比
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by hearthandhome | 2012-04-04 19:06