カテゴリ:メンテナンス( 67 )

枕木の擁壁

外構にも自然素材を求める時、土留め擁壁に枕木を多く使ってきました。
築15年ほどになるその後は、シロアリ被害や腐朽の様子を、時折、見て回ります。

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多いパターンは、縦列のスタイル。
自然な感じを意識して、
枕木の上端をランダムにすると、
ワイルドな砦のような雰囲気を
醸し出してくる。

擁壁の自然な曲線を
構成するにも都合が良い。




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表札、インタホン、ポストのくっ付いた
枕木の門柱も定番。
バリアフリーのスロープと
組み合わせると、
スロープの素材とも呼応して、
ナチュラル感はより増してくる。

アプローチ階段も枕木もあり。




f0059988_2245782.jpg枕木を横使いにした場合、
枕木の継ぎ目部分にのみ
縦に打ち込む方法があり、
ワイルドさが抑えられる。

シロアリや腐朽は多少あるが、
自然に朽ち果てるまでにはまだまだ。
それなりの年月を経て、
崩壊していく様は、正に自然素材。
1メートル未満の擁壁なら、
さして、問題にはならないようです。
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by hearthandhome | 2014-09-04 22:05 | メンテナンス

ウッドロングエコ

木材の多くは、古材となるにつれて、灰色・シルバーグレーに変色してきます。
色の保護や防腐のために、木材塗装には有害なものも含めて様々な工夫がなされてきました。
そして今、画期的な塗料、ウッドロングエコが登場していて、このところ、多用しています。
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「東浦町生路の家」では、ウッドデッキのメンテナンスとして、DIYにてチャレンジ。
水に溶くだけで塗り方も易しく、思いのほか短時間で、スムーズに塗り終えることができたとのこと。
ハケの清掃も水洗いだけで簡単なことも大助かりでしたと、住まい手ご夫婦。

拝見すると、「本当に塗ったの?」と思えるくらい見事なシルバーグレーに仕上がっていました。
塗装面にムラの目立ってきたところはペーパーで下地処理をし、木材が反り返ってきたところは、
その小口部分を塗るという丁寧さです。木材の耐久性は著しく向上すると思います。
シルバーグレーに違和感のない方には、DIYのウッドロングエコ塗装が、お勧めです。
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by hearthandhome | 2013-05-15 08:03 | メンテナンス

木製玄関ドアの再塗装

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築10年以上、
玄関ドアの置かれた自然条件にも依りますが、
この家のように変色とササクレの進んでいる場合、
思いきった下地処理が必要なこともあります。

ドアの状況に合わせて、作業しながら
良い仕上がりのために
アレコレやってみるのが、職人の仕事。


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今回は、剥離剤を使い、丁寧にペーパーを掛け、
さらに漂白剤も使いました。

ドア表面の木部を、あまり傷んでいない所まで
露出させる下地処理、一皮むけた感じです。



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翌日、木部の乾燥具合を見て
色合わせをしながらのシッケンズ塗りです。


f0059988_8155923.jpg新品の風合いとは
異なって、年月を経た重厚さと木材の持つ、しっとり感が、いい味を出しています。日比
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by hearthandhome | 2013-04-29 08:03 | メンテナンス

貯湯槽・給湯器の取り替え時期に思うこと

10年ほど前、太陽熱利用に大きな可能性を見い出し、OMを採用し暮らしてきましたが、設備機器類の更新をきっかけに、今後、10年~15年先の家や家族の状況を思い巡らす時、単に新品に取り替えるというだけではなく、一度、立ち止まって考えてみたいと思うことがあります。

f0059988_1355739.jpg社会情勢や家族の状況や自分自身の年齢が、大きな要素
として浮かんできますが、ともすると、機器類の新メニューや寿命にのみ目がいってしまい、太陽熱利用のために設えられた既存の屋根やダクトや床下を忘れてしまうことがないでしょうか?それらはそのまま存続していることには要注意です。一方、どのような設備機器類を選択したとしても、やがて、その耐用年数がやってくることもまた、明らかなことと言えます。

大事なことは、これからの暮らしを支える温熱環境を、どのようにしていくのか、特に高齢を迎える準備も含めて、改めて問われることになります。
10年ほど前にOMを採用した時と同じように、あるいは、それ以上に、様々に検討をしての大事な決断になりそうです。ご家族の事情に合わせての一つ一つの選択肢をを吟味して適切なアドバイスを心掛けて参ります。日比
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by hearthandhome | 2013-04-22 09:14 | メンテナンス

貯湯槽・給湯器の取り替え時期

住宅の暖房と給湯エネルギーの熱源を、おてんとうさまに求め、化石燃料に頼る文明批判もまじえて、太陽熱利用の心地よさを愉しんできました。

f0059988_10311250.jpg貯湯槽に不具合が発生し給湯器の調子も芳しくなく、
そろそろ耐用年数が尽きそうな頃、この心地よさが設備機器類に、支えられていたことが解ってしまいます。

設備機器類に頼らない建物をつくることは、
目指すべき方向であり、パッシブデザインが重要となります。ゼロエネルギー、低炭素住宅、LCCM住宅と
高効率機器類に頼る傾向は相変わらず顕著ですが、
新築に対しては、政策が早々に打ち出されています。

問題は既存住宅への対応です。新築の手法そのままに、さらなるグレードの高断熱リフォーム、太陽光発電や太陽熱利用と並んで、高効率なエコキュート、エコジョーズ、エコウイル、エネファームと大手メーカーの
製品が目白押しの盛況といったところです。

それぞれ、給湯以外の機能も持ち合わせているので、性能や価格の比較が単純ではありませんが、家にとって、本当に必要な機能を、まず選択することが必要です。給湯に限って言えば、高効率ガス給湯器のエコジョーズか、ヒートポンプと深夜電力を利用するオール電化向きのエコキュートが有力と思います。
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ただ、いずれも化石燃料ですから、やはり、太陽熱利用の利点を組み合わせたいご要望に応えて、
OM+矢崎総業より発売しています「エコキュート・ソーラーヒート」はお勧めです。
コンピューターが、太陽熱と電力使用のタイミングを自動制御するという優れものです。日比
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by hearthandhome | 2013-04-17 13:41 | メンテナンス

「安城の家」 外部木製ドア

f0059988_1752848.jpg今回の改修工事のきっかけになったのは、
木製輸入建具である勝手口ドアの、
風雨や紫外線による相当激しい傷みでした。

取り替えの選択肢として、現況木製建具への復旧か、
日本製アルミ断熱ドアの採用がありました。

断熱・気密はもとより、見た目のデザインや
防犯や風通しとも絡んで、ご検討いただきました。
このような多機能なものづくりの分野においては
日本製は海外製品の追随を許さないかもしれません。

結果として、防犯、通風、耐久性を優先し、
デザインもまあまあということで
アルミ製勝手口ドアの採用となりました。

f0059988_186225.jpg同様に輸入品である木製玄関ドアについては、
新品に取り替えるか、良く似たイメージの
アルミ製ドアと取り替えるか、あるいは、
玄関ドアの再塗装案もあり、検討を重ねました。

東外壁の勝手口ドアより、もっと激しい自然条件の
南位置ですから、さすがに塗装の傷みはあるものの、幸いなことに、使い勝手にそれほどの支障があるわけでなし、そして、なにより、シンプソン建具のデザインと
断熱性能がとても気に入っていて、できるだけ塗装技術でカバーして、大事に再利用することになりました。

設計上の工夫として、玄関ドア上部の「庇」替わりの
アルミ板が、雨水の降りかかるのを防ぐことで、
ドアの傷みを緩和していたのも確かなことです。
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by hearthandhome | 2013-03-25 08:05 | メンテナンス

「安城の家」 OMバルコニーの新設

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OM部材のバルコニーは
米ヒバの集成材と接続金物によって
緩みなくキッチリ組み合わされます。

”逃げ”というものがないから、時として、
上下左右から、はめ込む力技も必要となります。

柱と登り梁の接続部分には、防水用の板金を被せ、
永年の風雨に耐える構造体が固まりました。
傷んでいた構成材を、そっくり取り替えて、
新築時を彷彿とさせる姿に、感無量です。





f0059988_9461268.jpg手摺、腰壁、床材は、”木もちe-デッキ”
デッキ材は板金を被せた床梁に
ビス留めされます。この板金によって、
床梁の損傷を防ぐことになることを、
バルコニーの解体時に確認しました。

今回の取り替え工事によって、
これからの10年以上の歳月を
健全に守り抜くことになります。
日比
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by hearthandhome | 2013-03-23 08:01 | メンテナンス

「安城の家」 既存OMバルコニーの解体。

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古いバルコニーの解体は、本体建物と接する部分の
丁寧な取り扱いが大きなポイント。
軒天井や外壁など他の部分を傷つけないように
慎重で大胆なチーム作業が続きます。

しかし、木材の腐食の進んでいる部分と
そうでもない部分の違いは、
不明としか言いようのないこともありますが、
それにしても、これほどの差異となってしまうのは
木材特有の不思議と言うしかないでしょう。

それに比べて組み立てている金物類には、
大きな損傷はなかったようです。


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登り梁は既存部分を切断して、新材を
継ぎ沿わせる感覚で処理されます。
在来工法的な継ぎ手ではなく、
フォルクスのもう一つの特色である
金物接合の持ち味が発揮されます。

塗料によって色合わせをしますが、
これも木材らしい特徴です。
日比
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by hearthandhome | 2013-03-22 08:00 | メンテナンス

「安城の家」 ウッドデッキを濡れ縁に。

f0059988_1925274.jpg幼い子どたちと大いに楽しんだ
広いウッドデッキも、
最近では、あまり使われなくなった。
デッキ材の腐朽も進み、
全面撤去となりました。

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ベンチだけは再利用のために切り離して置いてあります。こうして見ると、なかなか風格があります。

f0059988_1930923.jpgデッキ下のコンクリートはテラスになり、
「濡れ縁」として、古いデッキ材の内、
良材を選んで作製をとの、ご希望です。

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足の直接、触れる縁の部分には、取り外した古いデッキ材にささくれが目立ち、
やむを得ず新材を使うことになりましたが、束や大引きには古材の再利用。
できるだけ、古材を利用しようとするお気持ちがなによりと思います。日比
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by hearthandhome | 2013-03-20 08:00 | メンテナンス

「安城の家」 フォルクスAの木製バルコニー

築13年、勝手口の輸入建具の不具合をきっかけに屋根・外壁の再塗装、そして木製バルコニーの
取り替えへと、「安城の家」のメンテナンスおよびリフォーム工事は進展してきました。

f0059988_16562943.jpgフォルクスAのバルコニーを、どのように再生するかが大きな課題でした。
子供たちの成長目覚ましい時期を過ぎ、ご家族の現在、そして10年後を思い浮かべながら、住み継いでいくための決断をしていただきました。

今後もバルコニーが必要なのか?
フトン干しのためだけなら、他にも方法はあるけれど、外観はどうなる・・・?
アルミ既製品のバルコニーへの
取り替えも一時、有力な候補に・・・。

玄関ドアも含めて、いくつかの案の資料を提供し検討いただきましたので、迷うことも多かったけれど、
やはり決め手は、新築時に気に入っていて、今も気に入っているフォルクスAへの愛着でした。
その結果、OM部材の木製バルコニーの完全復活となったのです。なぜか、とても嬉しかったのです。

f0059988_18351755.jpg長期の耐久性の良さを重視して、
使う木材は米ヒバ材。
塗装は(有)小川耕太郎∞百合子社の
”木もちe-デッキ”。
メンテナンス不要という
ウッドロングエコの丁寧な塗装の上、
色合わせも兼ねて、
外部用シッケンズを重ね塗りです。

フォルクスAの木製バルコニーの多くが、取り替えの時期を迎えています。


住まい手ご夫婦の思いがそれぞれにうかがえて、良い決断に少しでもお力添えできればと思います。
日比
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by hearthandhome | 2013-03-18 18:55 | メンテナンス