カテゴリ:長久手町の家( 16 )

階段の断熱性能・換気性能のリノベーション

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プランの構成上、中央に階段が配され、
特に夏場、熱が籠ってしまいがちでした。

風が通りにくい配置でしたから、
トップライトの開閉機能に望みを託したのですが、
電動にしなかったために、操作が簡単ではなく
十分に活用できなかったようです。

階段一段上がるたびに、暑さが増すという状態。
その対策も、今回の主要なテーマでした。



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①トップライト開閉の電動化。
②階段の天井断熱材として、
 ロックウールア200の吹き込みを付加断熱追加。
③屋根裏換気システムの導入。(温度センサー付き)

このところの暑さ程度では、効果の程は不明ですが、
暑さの盛りに温度の再測定を行うことになっています。
工事期間中の暑い日の、
現場監督や職人の感想では、GOOD!
暑さ対策は、今後、ますます必要とされそうです。
日比
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by hearthandhome | 2011-07-29 08:10 | 長久手町の家

食堂の増築 キッチンセットのリノベーション

f0059988_11213262.jpg居間より食堂を通して
クローズトな対面キッチンを見る
before画像です。

居間とキッチンとの間に置かれていた
食卓テーブルを南庭への
増築部分に移しました。
そのことはキッチンセットの
全面リニューアルを伴い、
LDK空間の大改造となりました。

(下、明るく見えるのが増築部分です。)

f0059988_11222277.jpgクローズトなキッチンであったのが、
キッチンデザイナーとの協働によって
家具的なカウンターキッチンに
生まれ変わりました。
店舗設計的なモダンデザインが
このように協働することによって
実現することになりました。

フルオープンされる食堂のサッシと、
御影石カウンターのキッチンは、
明と暗との対比が際立っています。


f0059988_11255451.jpg以前のキッチンにおいても、収納には
随分、苦心なさっていましたから、
全部見えてしまうキッチンでの奥様の
奮闘ぶりが、少し心配です。

でも、このリノベーションのコンセプトの
一つに、次に住むことになるであろう
誰かさんに、気持ち良く引き継げるようにとの思いもあって、かなり思い切った
プランおよびデザインとなりました。



f0059988_13571329.jpg照明器具はできる限り、
省エネのLED照明を採用しています。

わたしの設計には珍しく、
天井埋め込みカセットのエアコンと
同じく天井埋め込みの全熱交換型の
換気扇が組み込まれています。

5.44KWの太陽光発電は載っていますが、OMソーラーは集熱効率の関係で
断念しています。日比
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by hearthandhome | 2011-07-28 08:07 | 長久手町の家

居間のリノベーション

f0059988_10204762.jpg打ち合わせ時の居間・食堂です。
大きな家具が、床面を埋めています。
思い出の品々も壁面や収納家具に
溢れていました。beforeですね。

愛着のある食卓テーブルを
南庭への増築部分に移すことから、
リノベーションがスタートしました。
構造体の改築を伴っていましたので、
その決断は、それなりに
大きなものでした。


f0059988_102130100.jpg居間の出窓部分を600㎜出し、
はき出しサッシに替えました。
テレビを始め、家具や収納の配置は
十分に打ち合わせましたが、
家具が入って、落ち着くかですね。

既設の床上に銅管による温水の床暖房、その上に新床材を被せています。
インテリアはクラシックな輸入住宅的な嗜好になり、20年ほど前の仕事を
思い出すことになりました。日比
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by hearthandhome | 2011-07-27 08:45 | 長久手町の家

「長久手町の家」 リノベーション 竣工

f0059988_931756.jpg築22年。北外観のbeforeです。
設計がスタートして、約1年半。
増改築工事であるための問題点も
いろいろありましたが、構造体の変更を伴ったリノベーション工事が竣工です。

南庭への食堂の増築が大掛かりな
リノベーションへ発展していった最大の要因になりましたが、計画が進捗するたびに、新たなアイディアも浮かび実現していったものも少なくありません。


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北外観のafterです。
当初、外壁塗装は、増築部のみに
限定していましたが、
四周すべて再塗装となったのは、
「足場も掛かるし、せっかくだから・・・」

以前より、白っぽくなった外壁を見ると、
建物が若返ったような感じがしますし、
リノベーションしたという
隣近所へのメッセージにもなりますね。


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南庭への増築部分は、
居間と食堂を広げた部分なのですが、
大きなサッシの取り付けによって、
薄暗かったLDK全体に
大量に光を入れることになりました。

工事が多岐に渡り過ぎて、
つい、失念しがちになりますが、
このことこそが、最も大きな目的でした。
日比
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by hearthandhome | 2011-07-26 13:55 | 長久手町の家

リノベーション 太陽電池

f0059988_19213665.jpg自然再生エネルギーのエースとして
太陽光発電が脚光を浴びて久しい。
製造時のエネルギーや、
廃棄時の問題点を含む
真の意味の費用対効果の検討を
吹き飛ばす勢いの太陽光発電ブーム。

電気は超便利なエネルギーですし、
各家庭が小規模な発電所という発想も
大人気なのは、うなづけますが、
早急な本格的な考察が待たれます。


f0059988_1921551.jpg「長久手町の家」の
リノベーション工事において、
寄せ棟屋根の両面に
5.44KWの太陽電池設置です。
ここまで載せるのも珍しいですが、
大きな屋根面が幸いしました。

既存の屋根に孔を開け留め付けるのですから、雨漏り対策には気を使います。日比
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by hearthandhome | 2011-06-25 06:30 | 長久手町の家

リノベーション 銅管による床暖房

f0059988_17212851.jpgこの頃、ポリウレタン製のチュ-ブに
給湯する床暖房が全盛ですが、
熱効率の良いのは、
やはり、「銅管でしょ!」との、
住まい手のこだわりから、
美しいカーブを描く銅管の
床暖房配管となりました。

既設床の上に断熱材と共に敷き並べ、
その上に新設の床を被せる、改装工事としては、最も一般的な工法です。


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階段室の大きな手動式のトップライトを
電動による開閉式のものに改造しました。

電線は壁・天井部分に露出となりますが、
案外、簡単に改造できる上に
暑さを抜くための通風など
使い勝手は格段に良くなります。

竣工時に電動にしておけばと
20年経ってからの改造には
申し訳ない気持ちがします。

この経験を新築に生かしていきたいと思います。
日比
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by hearthandhome | 2011-06-14 17:35 | 長久手町の家

リノベーション 色決め

f0059988_17355340.jpg建材すべてに色があり、何を使うか、
特定することになります。
見本帳の小さなピースではイメージがわかず、少し、大きめのサンプルにて、
現場で実際の壁・天井に
当ててみての検討です。
天候や照明の光などによって、
微妙に違いが出るのは承知の上で、
イメージを思い浮かべて決定へ・・・。
簡単そうで、難しい?外部足場の
ブルーシートも気になります。


f0059988_17365284.jpg似たような4例の色見本でしたが、
わずかな色合いの違いで、
出来上がる空間の雰囲気が、
異なるのもまた事実です。
実際には新設される照明器具やカーテン、テーブルやソファやテレビなどの
家具家電類の影響は大きいし、
個人の好みの要素もあるけれど、
新しい室内空間への期待と共に、
このような色決めの瞬間も、
リノベーションの楽しみの一つです。
日比
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by hearthandhome | 2011-06-09 08:31 | 長久手町の家

リノベーション 断熱工事

f0059988_17101732.jpg22年前の新築時と
大きく変わったものの一つに
断熱・気密に対する考え方、
そして仕様の違いがあります。

当時は、外壁・小屋裏の断熱材は
ロックウール10kgのア50(袋入り)でした。当時では標準的な仕様でしたが、
やはり、階段を1段上がるたびに
暑さの増すのが感じられて、
特に2階は暑かったようです。


f0059988_17103774.jpg今回工事の断熱仕様は、
既存の小屋裏断熱材の上に
ロックウール吹き込みア200です。
現場の状況によって、
最適な断熱仕様を選択しています。

その上で小屋裏の温度を感知しての
換気装置の自動運転を加えています。

昨年の猛暑もあり、夏の暑さ対策は、
今後も主要なテーマになります。日比
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by hearthandhome | 2011-06-08 08:18 | 長久手町の家

長久手町の家 リノベーション

f0059988_173807.jpg内装全面改装のLDK全景です。
構造体むき出し状態。
増築部分が南面に張り出して、
全面開口のサッシも取り付き、
LDKの雰囲気がまったく変わります。

そのサッシの向こうの
いつも見なれた庭さえ、
今までとは違って見えてきて、
造園や植栽などの改造計画も
再浮上してきました。


f0059988_17473751.jpg増築部分の屋根仕上げです。
雨の降る合間を縫って手早く施工。
既設のフラワーボックスとの
取り合い上、特注品の屋根材にて
暖勾配にしました。

「あら!フラワーボックス、
要らなかったのに!」 えぇっ!
もう少し早く言って下されば・・・。
でも、将来の住まい手には、
必要かもしれませんよ・・・ネ。
日比
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by hearthandhome | 2011-05-31 18:00 | 長久手町の家

長久手町の家 手作り感覚のリノベーション

f0059988_18361533.jpg大掛かりなリノベーションの現場では、
新築の時とはひと味違う
仕事の進め方になることがあります。

このように増築部分が付け加えられ、
キッチンセットの位置も変わり、
窓や家具が取り付けられることで、
何十年も慣れ親しんできた空間が、
大きく変わってしまうことへの
驚きと期待が混じり合うような、
手作りの感覚に近いとも言えます。


f0059988_18363353.jpg2階のユニットバスの変更は、
サイズや仕様のグレードアップもあり、
南外壁面のサッシの大型化を筆頭に
2階であるが故の給排水の配管や
2階床の構造強度の補強など、
簡単な工事ではありません。
でも、浴室のリノベーションは
その後の健康的な暮らしの上からも、
洗濯物の室内干しへの用途変更からも
大きなインパクトがあるかもしれません。

新築時に考えたこと、そして20年を経て、
今回のリノベーションで意図したことなど、
それらの、つながりを考えることから生まれる
教訓に満ちたリノベーションの現場です。日比
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by hearthandhome | 2011-05-26 08:02 | 長久手町の家