カテゴリ:パッシブデザイン( 6 )

梅雨入りに思う、パッシブデザインのこと。

f0059988_1848238.jpg日本列島、早くも西方から
梅雨入りです。
季節の移り変わりは、目まぐるしく、
ちょうど良い季節は、
ほんの束の間のことに思えます。
そんな移ろいやすい四季のあるこの国で、心地よい空間を求めての住まいづくりは、暑さ寒さも大事なことですが、
室内に微風のあることが、とても貴重であり、新鮮空気を呼吸することの大切さに、今さらのように気づかされます。


f0059988_18481881.jpg言い換えれば「換気」とも言えますが、OMは冬の晴天時には、新鮮空気を
送り続ける「巨大な換気装置」です。

その他の季節や時間帯には、通風、
風通しが工夫のしどころになります。
OMが暖房を担うことによって、
不要な間仕切りはいらず、
家全体がワンルーム空間となり得て、そのことが、家全体の風通しにとても
有利であることは強調しておきます。


「白沢の家」では、そのような考えのもと、空気の流れを意識して、アチコチに工夫をしています。
そんなことが、そのままパッシブデザインに繋がっていくのではないでしょうか。
見学会場では、目には見えないけれど、そよそよと吹く微風を感じていただければと思います。
もうすぐ、見学会開催です。どうぞ、ご来場ください。 日比
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by hearthandhome | 2012-06-11 07:25 | パッシブデザイン

「家の燃費」  エネルギーパフォーマンス表示制度

f0059988_20211942.jpg環境先進国ドイツ発祥、EU各国において省エネ住宅の「見える化」として、エネルギーパフォーマンス表示制度が義務づけられています。トリプルガラスや断熱材などの個別の性能ではなく、家全体のエネルギー消費量を正確に算出し、車や家電と同じように、家の性能を数値化し、これを「家の燃費」と、著者は宣言しています。

寒冷地の欧州と、ここ日本とでは仕様が違って当然と、正直、欧州発の断熱情報に違和感を覚えていました。
しかし、この本を読んで、著者の並々ならぬCO2削減に掛ける思いと、単身での行動力に感銘を受けました。
以前、温暖化の影響で北極のシロクマが溺れ、サンゴが死滅すると問題視されたことがありました。でも、
シロクマやサンゴの運命よりも、本当に問題なのは
「地球に優しい」といってはばからない、人類の
思い上がりという指摘は、鋭いものがあります。

「地球はやがてゆっくりと元通りになるでしょう、大半の人類が去っていった後には。」
と結ぶ著者の”おわりに”の文章には、ゴクリと生唾を飲み込む思いでした。
省エネ住宅をつくる目的が、単に快適な住まいをつくることに留まらないこと。そして、今までの、わたしたちの住まいづくりに「家の燃費」の考え方を加えていくことができるのではと思っています。日比
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by hearthandhome | 2012-02-19 07:13 | パッシブデザイン

冬の陽だまり

f0059988_1714218.jpg外気温が低ければ低いほど寒い日には
太陽が顔を出してくれさえすれば、
お日様の光と熱の有り難さが、
やさしく全身を包んでくれるようです。

ホワンとしたOMの床暖房、特に、
南側の空気吹き出し口廻りは最高!と
ウチの猫が気持ちよさそうに
厳冬時の陽だまりを満喫しています。
「コタエラレナイナア!」


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冬のパッシブデザインの原点、ひなたぼっこの心地よさを、
猫は、よーく知っています。本能的に。

居心地がよい空間とは、きれいな空気と快適な温熱環境。
人間は、アレコレ考えすぎかもしれませんね。日比
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by hearthandhome | 2012-02-13 08:06 | パッシブデザイン

パッシブハウスとは? これからの日本型省エネ住宅を学ぶ

「パッシブハウスとは?これからの日本型省エネ住宅を学ぶ」という、WACの講習会に参加しました。
パッシブハウス先進国のドイツにて学んだことを、日本の実情にあわせながら、さらなる普及を目指すパッシブハウスジャパンの、今、注目の松尾和也さん・森みわさんのお二人の講演です。
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電気・ガス・灯油のエネルギー量ではなく、その源となる石油や石炭、天然ガスなどのエネルギー量(一次エネルギー)にて比較検討するべきという、省エネ基準のあり方への警鐘からのスタート。
ともすると「お得感」に偏ってしまう弊害、光熱費が安い方が省エネとは限らないということなんです。

CO2排出量に関しては、削減どころの話ではなく排出量ゼロに向けて行動することが緊急の課題。
そのためには、太陽光発電やエコキュートなどの家電製品だけではなく、もっとも大事なことは高断熱・高気密化。特に外部開口部の断熱・遮熱の高性能化を強く推奨されました。ハースアンドホームの
標準仕様は、いいところにいっていますが、さらに吟味を重ねていかなければなりません。

パッシブハウスとしての断熱気密性能は、単に屋根や外壁だけでなく、日射遮熱や隣家の影の影響なども、実情に即して計算することになり、その詳細なコンピュータシミュレーションソフトが紹介されました。「見える化」として注目すべきもので、設計ツールとしても使えるようです。
車のように、家においても燃費の良さを評価基準とするのは解りやすくて良いかもしれません。

寒冷地の北海道や北欧からやってくる人々が、いつも語るのが、普通の日本の家の屋内のすさまじい寒さ。建材としての木材の腐りやすさや、日本人の我慢強さがその多くの原因だとしても、ヒートショックによる健康問題や、地球規模の省エネ、省CO2問題に直面しているのですから、OMソーラーの
持つ暖房・給湯・換気の優れた性能を生かして、少しでも貢献できればと思います。 日比
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by hearthandhome | 2012-01-16 08:22 | パッシブデザイン

アルミ製庇 (西日対策としてのスダレ取付け用)

f0059988_16575946.jpgスッキリ納まるアルミ製庇。
特に、東西面は太陽高度が低いので
小さい庇だけでは遮熱できません。
庇の先端と左右面に穴が開いていて、
ここに引っ掛け金物を通し、
スダレをぶら下げることで、
直射日光の侵入を防ぎます。

また、スダレと窓との間の通風も
遮熱にとっては大事なことなので、
このような庇が活用されます。


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開き窓に取り付けた場合、
こんな感じですが、
このように引き違い窓以外の窓形状の場合は、
スダレの着脱はなかなかタイヘンです。

また、特に2階窓に取り付ける場合は、
強風によってスダレが窓に当たるほど
動いてしまったり、飛ばされないように
スダレの下端に結び紐を括りつけ
1階のどこかに固定することが必要です。
日比
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by hearthandhome | 2011-08-09 08:09 | パッシブデザイン

パッシブデザイン 玄関ドアの風通し、防犯、操作性

夏の風通しをどのようにするかは、自然との共生を目指すパッシブデザインのメインテーマです。
夏の風向きを知り、高低差による温度差通風も考慮して、家中を通り抜ける風の道の計画です。
窓などの開口部の取り方、特に高い位置にある欄間が注目されますが、玄関の位置が北西や南東であったりすると、ちょうど、風上に当たることもあり、玄関ドアからの風の取り入れ方がクローズアップされてきます。

f0059988_11395717.jpg玄関ドアは防犯意識の高まりや
高い断熱性能が求められ、
密閉化が顕著となっています。
その性能に加えて、通風機能を
いかにスマートにデザインできるかが
求められているように感じます。

引き違いタイプの玄関ドアには、
今でも網戸を取付ることができますし、
折りたたみ式の網戸も可能ですが、
防犯だけはお手上げ。
高い位置にある欄間の活用も、操作性の問題を解決すれば有力な方法です。


玄関ドアだけでなく、玄関・ホール全体での通風も含めて、よくよく考えるべきテーマです。日比
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by hearthandhome | 2011-07-12 11:52 | パッシブデザイン