トーマス・エジソンの
白熱灯のフィラメントが、
京都の真竹であったと・・・。
その史実はそれとして、
その復刻版としての「エジソン電球」。
レトロな完全レプリカ。
この電球は竹ではなく、綿繊維のフィラメントだけど、そのかがやきは、往時をしのばせる。
もっとも往時の様子を知る由もないが、雰囲気はそこはかとなく伝わってくる。
製造の最後に、
電球内部の空気を抜くために
空けた穴を、
ガラスで封じ込めたなごりとして、
電球頂部に突起を残している。
手仕事であることの象徴。
現代の大量生産の時代とは、
真逆の方向を示している。 日比