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「トイレの神様」の謎

「トイレの神様」の謎_f0059988_22473514.jpgあけまして、おめでとうございます。


年末、カーラジオで、たまたま聴いた「トイレの神様」という曲がありました。10分位の異例な長さでした。
始めの頃の旋律は、単純な繰り返しで「ナンじゃこりゃ!?」でも、成り行きで聴いてしまったのです。
聴き終わったら何故か、涙がひとしずく・・・。
あれっ!って感じでした。家に帰って、YouTube。
植村花菜のライブがワンサカ!なんだろう?これって!植村花菜は清楚な美人だし、朗らかそうに歌っているのに、なんで泣けてくるのだろう? この謎は・・・?

久し振りに紅白歌合戦のライブを聴くことになりました。それでちょっと謎解きです。

歌詞の中に「女神様」は繰り返し出てくるのに、曲名が「トイレの女神様」ではないのは何故?
神様とは、おばあちゃんその人だったのでしょうか?それとも立派に育ててくれたのに何も恩がえしもしていないことに、やっと気付いた、そんな自分をじっと見守り包み込んでくれる、おばあちゃんを越えた存在としての「神様」なのでしょうか?だから、「トイレの神様」というタイトルになったのでは・・・?

入院した時、少しだけ話しただけで、おばあちゃんは突き放すように、「もう帰りー」と言ったのです。
おばあちゃんは人生の寂しさや怒りや諦めを、グッと飲み込んで、いろいろ行き違いはあったとしても、なんと言っても可愛い孫を前にして、自分の人生を生きていくようにと、言葉では言い尽くせない遺言
だったんでしょうか?

「おばあちゃん、ありがとう」は、おばあちゃんの全存在への感謝の言葉でしょうが、その言葉を聴いて、おばあちゃんは、なんて言ってくれるでしょうか?にっこり笑ってくれるでしょうか?
ついに世代間の思いの相違は超えられず、それはそれとして全面的に認めてしまうのも悪くないとか、
そんなことを考えさせ、楽しませてくれる、奥の深い歌詞の曲だったと思います。 

年の初めに、真っすぐな家族の一面の真実に接して考えたことを、今年への新しい活動の源の
一つとして、そのような、様々な家族のための住まいづくりに励みたいと、あらためて思います。
本年も、どうぞ、よろしくお願いします。日比
by hearthandhome | 2011-01-01 02:33 | 雑記


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