人気ブログランキング | 話題のタグを見る

室内犬と床材(2)

杉材の柔らかい部分(白い部分)が削られて、比較的固い部分(赤い部分)が残るのは避けられません。実は、この仕上げ法を “浮造り”(うづくり) と言って、敢えて行うこともあります。足裏にザラザラ感があって、わたしは好きですが、人によっては抵抗感があるかもしれません。掃除もしにくいし。どうにも我慢できない場合は、床材を張り替えるしかないのです。ぎりぎりまで待って、いつの日にか、張り替えるというのは、いかがでしょうか?
室内犬と床材(2)_f0059988_20274727.jpg
でも、何に張り替えるか、或いは傷んでしまった床材の上に何をもってカバーするかは、
一般的には、テラコッタタイル、タイルカーペットあたりでしょうか。
無垢の床材の良さは捨て難いし困ったな、というわけです。

本来、外で飼っていた犬が室内で共存することが、今後、ますます一般化してきます。
建材メーカーとして、床材や壁材の新建材開発は進むでしょうが、自然素材とはいかない
ところに課題を残すようです。
ところで、この犬、モデルのような悩ましげな目線のポーズが、微笑ましいですね。

注)使用したウエスは自然発火の危険があります。密封して可燃物として処理のこと。

追伸:「”浮造り”を味わってみます。」との住まい手さんの返信メールをいただきました。
    浮造りを楽しんでもらえると、杉材のためにも嬉しく思います。 
by hearthandhome | 2014-02-04 22:09 | ペット


<< おいしい空気の「平屋の家」 濃霧の朝 >>