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住宅地

住宅地_f0059988_9265760.jpgロヴァニエミ郊外の住宅地。
どこもかしこも針葉樹林の中、
自然な土地の斜面そのまま。
各戸のフェンスはほとんどなく、
あっても、簡単な木柵のみ。

日本の高級リゾート地のよう。
リスはしょっちゅう、しろうさぎも。
雪に覆われてはいるが、
木の実やコケなど、
餌は冬といえども豊富にあるらしい。


住宅地_f0059988_9272221.jpg敷地はゆったりと広く、
平屋建て、2階建て、コンドミニアムと、
様々な種類の建て方の建物が、
住宅地の区画毎にデザイン的にも
まとめられて、建っている。
小さな家も多い。
大きな嵌め殺し窓が目に付く。
もっとも、その嵌め殺し窓も
ロックを外せば、
内側に開くようになっている。
年に一度のガラス磨きのため。


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犬は家族の一員として、
家の内外を歩き廻っている。住宅地_f0059988_10381579.jpg










車の通らない小道を、足早に歩くノルディックウォーキングの老夫婦と、時折、すれ違う。
フィンランド版「夫婦ふたりの家」 もっと言えば 「高齢者夫婦の家」は一般的な様子。
いずれ一人になった時の寂しさのこと、孤独のことを考える。孤独を楽しむということかな?

住宅地_f0059988_9341172.jpg子供たちの公園も、もちろん雪の中。
元気いっぱいなのは、いずこも同じ。

そういえば、既に住んでいるのに
簡易足場の工事中の家が目に付いた。
住みながら、ベランダや駐車小屋や
物置を自らDIYで作っている。
フィン人の男性、曰く、
「男なら誰でも、家くらい作れる。」
わたしの負け惜しみ?
「地震はないし、
時間がたっぷりあるからね」 日比
by hearthandhome | 2008-04-15 07:23 | フィンランド旅行記


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