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太陽熱と太陽光

本日の特別会計の仕分け作業において、「太陽熱は環境省」、「太陽光は経済産業省」の所管であって、同じ太陽エネルギーなのに、どちらかに集約した方が効率的ではないかという指摘がありました。
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太陽熱利用はシンプルなローテクな技術で、太陽光利用は太陽電池というハイテクな技術なので、
両省に分かれるのも意味がないこともないけれど、担当官僚の説明が的確でなく、理解を得られず、
太陽熱への予算計上は見送り、太陽光へは20%圧縮と仕分けされてしまったようです。
優秀な官僚に、ちゃんと違いを説明して欲しいと思いますが、この機会を捉え、
太陽エネルギー利用の所管を一本化し、より強力に進めるチャンスにして欲しい。
また、仕分け人にも、太陽エネルギーのこと、大いに勉強してもらえるといいですね。日比
by hearthandhome | 2010-10-30 14:01 | 太陽熱利用

外部足場

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上棟の予定日、28日が予報通り、雨天。
延期して本当に良かった!
天気には勝てません。
このところの天気予報の正確さには大助かりです。

この週末に、やってくるという台風に備え、
搬入された材木の雨養生と、
台風一過の日の、来るべき上棟のために、
外部足場を組み立てました。







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上棟ともなれば、
大吉や仏滅のお日柄や、
プレカット工場の
搬入スケジュールも絡みながら、
天気予報や、その移り変わりに、
現場では様々な対応を取っています。

外部作業の仕事の特色です。
日比
by hearthandhome | 2010-10-29 18:24 | 東海市加木屋町の家Ⅱ

養殖鮎

近年、山野や河川の変貌ぶりから、鮎の天然モノが激減していて、その代わりに、栽培漁業の分野において進展著しいのが、鮎の養殖です。

f0059988_1344724.jpg厳格な生育管理を経て、
天然モノに引けをとらない品質と
安定供給や流通網整備に挑戦している
知人の養魚場を木曽川河畔に尋ね、
鮎を、たらふく食べてきました。
塩焼き、甘露煮、鮎雑炊などなど・・・。

天然モノとの味の差が、どの程度のものなのかよく解りませんが、
慣れぬ手つきで、鮎をわしづかみ金串に差し、炭火で焼く手間を掛けて食べたためか、おいしく珍味でありました。

子供たちも参加しての、おっかなびっくりの串刺し。それなりのコツがあり、簡単ではないですね。
数年前の記憶に頼っての我流だから、鮎がくるくる回ってうまく焼けないのも少なからずありました。
しかし、徹底管理の養殖鮎を前にして、木材の天然乾燥、人工乾燥のことが、フッと頭をよぎったのは、どこかで繋がっていそうな、そんな気がしたからでしょうか。日比
by hearthandhome | 2010-10-27 08:48

「加木屋町の家Ⅱ」 スタディ模型

f0059988_83663.jpg東南角地の敷地、
生家を建て替えての二世帯住宅です。

南庭を駐車場に作り替え、
ウッドデッキと洗濯物干し場を確保。
ウッドデッキの手摺や植栽で、
東南道路からの目線を遮るように
外構計画をしています。
既設建物とほぼ同じ位置に建ち、
見通し良く、近隣への親和性にとんだ
オープン外構としています。


f0059988_8495017.jpg東側道路からの外観です。
ほぼ家のセンターに、玄関が配され、
南北を分ける効率の良いプランです。

張り出した2階部分が
玄関ポーチへの日差しを遮り
奥深い雨除け部分を作り出します。
デザインのアクセントでもあります。

なだらかな勾配の北側屋根の一郭に
開けられたトップライトが見えます。


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1階内部の2階床を取ったところの平面です。細かく作り込んだ階段や、
キッチンセットが見えますか?

内部空間は、壁、天井共すべて、
杉の構造体あらわし。
この模型では、そこまでは
表現していませんが、
来月開催します構造見学会には、
美しい架構を、ぜひご覧ください。日比
by hearthandhome | 2010-10-25 08:32 | 東海市加木屋町の家Ⅱ

『加木屋町の家Ⅱ』 垂木加工 土台敷き

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『加木屋町の家Ⅱ』は長期優良住宅先導プロジェクトの家です。
構造材である木材は全て国産材を使用します。
屋根垂木も杉材45x180。
加工前の墨だしで並べてみると、
隠してしまうのがもったいないほどの美しい木目です。










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土曜日、土台設置が終わりましたが  日曜日からどうも雨の予報。
急いで養生をしようということで、
床下の掃除を済ませ、
重い28mmの床合板も軽々と(私には見えましたが)伏せて、
養生シートで完全に覆いました。
大工さんと現場監督の息の合った作業で一時間ほどで完了。



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週中はいよいよ建て方です。
屋根、外壁防水シートが終わるまで、
天気予報とにらめっこです。 吉本
by hearthandhome | 2010-10-24 14:33 | 東海市加木屋町の家Ⅱ

ヤング率・含水率

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120×120の杉の柱材です。
柱に刻印されているのが、
E:ヤング率 木材強度の指標と、SD:含水率です。

材料によって若干のバラツキがあるのが、
生き物としての木材の特色と言えます。

乾燥材はSD25以下と定められていますが、
天然乾燥だけでは難しく、
人工乾燥を併用することが一般的です。




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SD30%くらいまで、高温、中温、低温と温度を微調整し、より天然に近い特性(粘り強さや色艶など)を残した、人工乾燥材もあり、乾燥技術も、試行錯誤の中、少し落ち着いてきたようです。

木材というものは、雨に掛からない場所に置くことで、
自然に安定した状態になってきます。
その時の含水率は15%ほどで、平衡含水率と言い、構造材としての強度も最強となります。
長い時間を掛けた昔の普請のようにはいかないから、いかに時間を掛けずに、平衡含水率の木材にして、
さらに強度も確保するという技術開発に、多くの研究や実証実験が進められているのです。

天然資源としての木材を、建材として使いやすく長持ちして、その上で、見た目もきれいでとした場合、どんどん工業製品に近づいてきて、その延長線上に、国産材の集成材があるのかもしれません。

一方、あまりにも人工的な美しさ、あるいは希少価値的なものを追い過ぎて、かつて見られた「銘木」を珍重するようなことにはなって欲しくない。本来の、構造材としての強さを最優先し自然素材としての、ありのままの美しさを見失わないようにしたいものだと思います。 日比
by hearthandhome | 2010-10-24 08:34 | 東海市加木屋町の家Ⅱ

割れ、生き節

f0059988_18264629.jpg立派に成長した杉材の四面を
舐めるように見て、欠点を見つけ出し、
ダメ出しをするのも、木材検査です。

木材の繊維に沿って生じる割れを
自然現象と捉えるか欠点と捉えるか、そこは微妙な部分でもあります。
木材の乾燥方法が、間違いなく
大きく影響しているはず。
木材小口からの割れの例です。
ちょっと、大きく割れ過ぎですかね。


f0059988_18254779.jpg木材の生物としての成長のあかし。
枝を伸ばすことで生じる節も、
生き節、死に節と言われる上に、
その並び方まで文句を言われてもネェ。

この木材に、この時、
何があったのでしょうか?
木材の地そのものは、きれいですが、
このような、節の並び方は、
美しいでしょうか?
あなたなら、どう思われますか? 
日比
by hearthandhome | 2010-10-23 08:32 | 東海市加木屋町の家Ⅱ

材木検査 墨付け

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「加木屋町の家」は、杉の在来真壁づくりの家です。
全面に渡り、柱・梁が露出して見えてきます。
その材木が長野県の製材工場からプレカット工場に
入荷され、本日、材木検査と、墨付けを行いました。

材木の長さ、3m、4m、5mと6mごとに
梱包、搬入されたものを、床上に、一本一本、並べ、
その四面の状態をチェックします。

製材されたばかりの杉材の芳香が漂い、
赤味、白味の色や艶がなんともいいですね。
この出会いの瞬間は大好きで、
いつも杉材を、つい食べたくもなります。



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強度や含水率は基準をクリヤー、
その上で、良く見える目立つ所に使う
材木の選定を慎重に行います。

それぞれ、山で気ままに成長したはずなのに、人間の勝手な基準や美意識で格付けするのは、申しわけないような
気もしますが、美しい架構のためには
止むを得ないことですね。



f0059988_17344555.jpg割れ、欠け、へこみ、傷、節の状態、
色艶などを吟味して、使う場所を
決めたところで墨を付けます。

この墨付けによって、
材木のそれぞれの配置が決定され、
プレカットの加工を経て、
現場での建て方に進みます。

スムーズな建て方にとっても、
墨付けは大事な作業となります。 


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長いものは、結構な重量があります。最大で、120×330の断面で、長さ6m。1本だけですけど。
腰を痛めないように細心の注意を払っての作業でしたが、お疲れ様、ありがとうございました。 日比
by hearthandhome | 2010-10-22 08:40 | 東海市加木屋町の家Ⅱ

OM工務店  木構造セミナー

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岐阜県立森林文化アカデミーの
小原准教授を講師としてお迎えして、
OMソーラーの愛知県工務店有志にての木構造セミナー開催。
継続的に行う予定のセミナーです。

グループに分かれての活発な討議を
通して、実務において感じている疑問を
整理し、じっくり考えつつ、参加者の
レベルアップを目指しています。


交流の少ない各工務店の設計者たちの意思疎通もできるメリットもあり、また、思いの他の多数の
参加者と、その意気込みを知るにつけ、得ることの多いセミナーになりそうです。知れば知るほど
解ってくる奥の深さに、戸惑いながらも、その成果を実務に生かしていきたいと張り切っています。
by hearthandhome | 2010-10-21 16:10 | 家づくりへの思い

OMタッチパネルリモコン   グッドデザイン賞受賞

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OMの太陽熱利用の優れている点は、熱をそのまま熱として利用するシンプルさに尽きます。

でも、そのことを理解はしても、目に見えるカタチで
解りやすい見せ方、
熱利用の換算値としての
「見える化」が求められていて、そのための新制御盤として、OMタッチパネルリモコンが発売されています。

そして、このたび、2010年グッドデザイン賞受賞との
ニュースです。


その「見える化」が、財布のヒモのお得感を刺激し、ますます省エネ意識を高め、さらなる省エネを推進する力になる一面もあり、OMの太陽熱利用においても、さらに「見える化」を進めて、より解りやすく、省エネに励めるように、貢献していきたいと思います。日比
by hearthandhome | 2010-10-20 08:30 | OMソーラー