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「白沢の家」 構造見学会のお知らせ

f0059988_18472179.jpg木材の持つ木目や節や色艶や香りの
何とも言えない親しみ易さなど、
表情豊かな杉材の架構を見ていただく構造見学会の、お知らせです。

陽の当たりようで見え方が変化するのも、生きている木材の証ですね。
木材の組み方もさることながら、
住み心地に大きく影響する
断熱材や防湿シートの施工の状態を
ご確認いただけるのも、このような
構造見学会のメリットです。

f0059988_18512720.jpgこの家は「夫婦ふたりの家」の考え方をベースにして、
お子様お二人のご家族の住まいとして、その想いに
まっすぐにお応えして、共につくりあげてきました。

ご夫婦の暮らしは1階部分で完結でき、
フリースペースと子供室が2階です。
敷地条件によってのバリエーションとも言えますが、
汎用性に富んだ、興味深いプランニングとなりました。
また、大きなワンルームを支えるOMソーラーシステムのご説明や、住まいづくりの流れや進め方についても、お話しできるのではと思います。

開催日
3月17日(土)・18日(日) 10:00~16:00

            詳細は、弊社までお尋ねください。
by hearthandhome | 2012-02-29 09:54 | 白沢の家

「白沢の家」 杉の構造材

f0059988_19372818.jpg上棟後の天候不順の中、
屋根の雨仕舞いを急いでいます。

ぶ厚い断熱材(ア180)の納まり上、
伝統工法の、いわゆる母屋を用いずに
垂木に208材を使い、2間のスパンに、一直線に掛け渡すという
シンプルな構成になっています。

断熱、防露施工のやり易さを
意図したものです。


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そんな屋根の作業中にも、
太陽が顔を出してくれば、
日差しに照らされた杉材の表情が
少しづつ日焼けして、
木目や節さえも、どんどん、
精悍さを増してくるような気がします。

垂木の白さとの対比が目立ちます。




f0059988_1761880.jpgリビングダイニングから台所を見る時、
ナナメ天井の吹き抜けを横切る
水平梁の表情が際だっています。

台所の領域を表わす位置にあって、
良いシンボルとなります。

ブルーシートがとれる頃、
また、今とは違った存在感を
発揮してくれるはずです。
日比
by hearthandhome | 2012-02-27 09:51 | 白沢の家

気密パッキン (土間リスト)

f0059988_19175421.jpgOMソーラーシステムは床下空間を、
屋根から取り入れた新鮮空気の
通り道としてフルに活用しますから、
床下の気密は大切になります。
防湿フィルムと二筋のゴムパッキンからなる気密材を、コンクリート基礎と土台の間に挟み込む、この単純なアイディアには、いつも感心させられます。
断熱に関しては、かなり認知されてきましたが、家の性能を語る上で、
おろそかにできないのが気密です。


家全体の気密を確保するために、気密フィルムを内部側に張らない施工法が提案されてきたのは、
吸放湿性能を謳う自然素材系の断熱材の登場があり、内部結露防止との絡みで検討の余地ありといったところです。温暖な地域ですが、高断熱・高気密への関心は高まっているようです。日比
by hearthandhome | 2012-02-25 08:17 | 高断熱・高気密

「白沢の家」 建て方

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基礎の上に土台を置き、柱を立ち上げ、
早朝より、いよいよ建て方開始。
杉材が順序良く、組み上がっていく様子は、
巧みな木構造技術の持ち味発揮です。

一本一本、異なっている材木の表情や色艶が、
この日は、ますます美しく輝いて見え、
これだから、建て方はいつも楽しくて、
スリリングなのでしょう。

現場でのアクシデントもまた、ありますが、
関係者の知恵を出し合っての建て方ともなります。



f0059988_1063430.jpg

外部で行う工事作業ですから、
その進捗具合や養生は、
天気の状況に大きく左右され、
天気予報とにらめっこしながらの
丁寧な雨養生には、万全を期しています。

真壁づくりの仕上げとなる柱梁ですから、
特に気を使いますが、風雨の程度によっては、
限界のあるのも、また、事実とは言えます。
精一杯、自然に抗しているところです。
日比
by hearthandhome | 2012-02-23 10:06 | 白沢の家

外部足場。1階床組

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外部足場が掛かりました。











f0059988_18431788.jpg
構造体の建て方を控えて、
土台、1階床の大引き、束立てです。

足場の上から見下ろすと、
平面のカタチが鮮明に見えています。

工場で見てきた杉材が、
やってきて上棟を迎えます。
日比
by hearthandhome | 2012-02-21 08:12 | 白沢の家

擁壁・屋外階段工事

f0059988_16501115.jpg擁壁とアプローチ階段工事が
最終仕上げを残して完成です。

外部足場の掛かる前の、この状態を
こうして見てみると、
コンクリート構造体の陰影と力強さが
遺跡のような趣きを醸し出しています。

左隅に一部残った既存の擁壁との
対比も悪くないと思うのは、
わたしだけでしょうか?


f0059988_16512181.jpg
既存建物と既存擁壁の解体撤去の後、
少し難工事と思われたコンクリート擁壁工事へ。
その後、地盤改良工事、建物本体の基礎工事へ。
そしてアプローチの階段工事の新設という工程です。
工事の段取りを追っていくとそういうことになりました。

さて、それで、アプローチの階段をフルに使って、
外部足場が掛けられ、レッカーも動員されて、
資材や職人が本体建物の工事に取り掛かります。

工事はピッチを上げて進捗していきます。
日比
by hearthandhome | 2012-02-20 18:58 | 白沢の家

「家の燃費」  エネルギーパフォーマンス表示制度

f0059988_20211942.jpg環境先進国ドイツ発祥、EU各国において省エネ住宅の「見える化」として、エネルギーパフォーマンス表示制度が義務づけられています。トリプルガラスや断熱材などの個別の性能ではなく、家全体のエネルギー消費量を正確に算出し、車や家電と同じように、家の性能を数値化し、これを「家の燃費」と、著者は宣言しています。

寒冷地の欧州と、ここ日本とでは仕様が違って当然と、正直、欧州発の断熱情報に違和感を覚えていました。
しかし、この本を読んで、著者の並々ならぬCO2削減に掛ける思いと、単身での行動力に感銘を受けました。
以前、温暖化の影響で北極のシロクマが溺れ、サンゴが死滅すると問題視されたことがありました。でも、
シロクマやサンゴの運命よりも、本当に問題なのは
「地球に優しい」といってはばからない、人類の
思い上がりという指摘は、鋭いものがあります。

「地球はやがてゆっくりと元通りになるでしょう、大半の人類が去っていった後には。」
と結ぶ著者の”おわりに”の文章には、ゴクリと生唾を飲み込む思いでした。
省エネ住宅をつくる目的が、単に快適な住まいをつくることに留まらないこと。そして、今までの、わたしたちの住まいづくりに「家の燃費」の考え方を加えていくことができるのではと思っています。日比
by hearthandhome | 2012-02-19 07:13 | パッシブデザイン

吊り引き戸の間仕切り

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ツーバイフォーの白い大壁の空間に
杉の無垢梁を掛け渡し、
吊り引き戸にて、個室をつくる
リフォームです。

個室はつくりたいけれど、
壁で仕切ってしまうのは、
なんとなく、うっとうしいし、
将来、個室が不要になることも
あり得るというところからの発想です。


f0059988_18224990.jpgその発想の延長線上に、引き戸の召し合わせ部分は、吊り引き戸が直角に交わる納まりとなり、
大工さんと建具屋さんのコラボレーションとなります。
f0059988_1823531.jpg
経年変化や季節の変わり目には、多少の隙間は
ご容赦ということになりますが、そんなところも
楽しんでくださると嬉しいですね。日比
by hearthandhome | 2012-02-18 08:04 | リフォーム・リノベーション

結露  その原因と対策 (2)

それぞれの家のつくりようによって、結露の原因も異なってきます。
OMの家のように、家全体が大きなワンルームの場合、例えば、キッチンや浴室・脱衣室、
そして、灯油ストーブなどで発生した水蒸気は、比較的温度・湿度の低い方へ、移動していきます。
多くの場合、OMの非暖房室に向かったり、階段を通って2階へ上っていくことになります。

部屋の建具の形状が開き戸の場合は、建具のアンダーカット部分から湿気が侵入し、
その部屋の冷たい外部サッシやガラス面に触れて結露しやすくなります。
最近多い、片引き戸の場合は、湿気の侵入は、比較的、少ないようです。

水蒸気は素早く換気扇で排気すること、灯油ストーブは電気ストーブに取り替える他、
冬季の間は、ワンルーム空間を引き戸等で間仕切るなどが考えられます。 日比
by hearthandhome | 2012-02-17 08:00

結露 その原因と対策

f0059988_11245160.jpgペアガラスと言えども、気象条件によって結露します。
それにしても、この結露は・・・? 「一度、見て!」
というご要望にお答えして、訪問しました。
朝のの8時の、2階の南の洋室のアルミサッシ。
ほとんど全面、スモークがかかったような結露です。
室温13.5度、湿度80%でした。
聞けば、この洋室、母子お二人でお休みとのこと。
就寝前のストーブでの1時間ほどの暖房が、
寝ている間の人体からの水蒸気の放散を、
さらに促すこともあり、そのことがほとんどの原因です。

この状態に特別、支障はないと思われますが、
対策としては、部屋の中に湿気を籠らせないこと。
部屋を使っていない時に、内外部のドア・窓を開けての換気です。換気孔や換気扇設置や、湿気を通さない
構造の内障子も考えられます。

寒い気候が続きます。結露も、少しの工夫で軽減できますので、どうぞ、ご相談ください。日比
by hearthandhome | 2012-02-16 08:24