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住まいづくりの流れ (2) 資金計画

ホームぺ-ジを見て、完成見学会に参加して、そして「お宅訪問」と体験はしていても、気になるのが、
建築に掛かるコストのこと。つい、「坪単価は?」と聞いてしまうのも、資金の目安を考えるためには、
止むを得ないことかもしれません。「坪単価」には、住宅業界共通の算出基準がなく、どの工事まで
入っているかとか、入っていないとか、また、材料や機器類がはっきりしないままに使ってしまうと、
実態にそぐわないことになるので要注意です。

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そうは言っても、参考になるモデルが
あれば重宝するという声にお答えして、
特にこだわったところ、つまり、
お金を掛けたところを明示しつつ、
実施例の概略価格リストを作りました。

また、資金と言えば、
建物以外に掛かる費用があります。
建物登記を含めた総費用の
資金計画表を作成しました。


大きな金額が関わってくる住まいづくり。資金計画という面からも、サポートしていきます。
by hearthandhome | 2012-04-29 22:56 | 住まいづくりの流れ

住まいづくりの流れ (1) 始まり

住まいを求める多くの方々にとって、住まいづくりは初体験ですから、どこから、どうしていいのか、
本当のところ、よく解らないのではと、そしてそれは当り前のことなのではと推察しています。そして、
住宅雑誌やインターネット、ハウジングセンターに行ってみたり、気になる見学会に参加してみたり。

たくさんのつくり手と巡り合い飛び交う専門用語にさらされながら、更なる情報の海の真っ只中に・・・!
様々なつくり手の中から、どのような選択と判断をすべきかと、悩まれるのではないでしょうか。

f0059988_1025534.jpgわたしたちは、まず、住まいを建てようと思われたきっかけ、そして、どんな行動をとってきたかという、今までの経緯をお聞きすることから始めたいと思います。
わたしたちのつくった建物を、
実体験していただく場として、
見学会を開催しています。
見学会では、建物はもちろんですが、
わたしたちの住まいづくりへの姿勢を
見ていただくことになります。


f0059988_1031996.jpg会場でのお話し合いの中から、後日、
住んでる人に住まいの実際を聞こうという、「お宅訪問」を、ご提案もします。
住まい手様のお考えを伺いながら、
一緒になってつくっていくことから、
わたしたちの「住まいづくり物語」の
始まりとなります。

新しい住まいで
どんな暮らしがしたいですか。
かなえたい夢を、お聞かせください

by hearthandhome | 2012-04-28 10:32 | 住まいづくりの流れ

ガルバリウム鋼板張 階段工事

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このところの天候不順、よく降りますが、
外部足場の中では、外壁工事が進んでいます。

金属の持つ硬質感と折り曲げが生み出す陰影、
その上、メンテナンスフリ-という特質もあって
大人気のガルバリウム鋼板の仕上がりです。

1階部分の吹付け仕上げとのバランスで
重厚過ぎずに軽快な外観をかたちづくります。

足場が取れた時の姿が目に浮かびます。



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内部造作では、2階床の杉板張りとともに、
リビングの階段工事が始まりました。
使い勝手上も、空間的にも
この家全体を引き締める階段になります。

柱、ささら桁、手摺、踏み板と、すべて杉材。
踊り場の下に収納スペースを持つ以外は、
ストリップの美しい階段です。

作り出す技の手先の動きを見ていると、
階段の出来上がりが待ち遠しくなります。
日比
by hearthandhome | 2012-04-24 17:17 | 白沢の家

春の半田山車祭り

f0059988_1903678.jpg半田市、下半田地区の山車祭り。
今年も八幡神社の境内に
北組・中組・東組・南組。
4台の山車の曳き揃え、春爛漫です。

天候不順を示す予報が気になっていましたが、本日は何とかもったみたい。

宵宮の頃には強風の気配。
提灯に灯る蝋燭の燃え方の心配と、
心配の種は尽きません。


f0059988_1954333.jpg揃った山車の見せ場は、上山の
精巧な、からくり人形の演技の奉納。

中でも、南組の離れからくりは、
昨年新調されたこともあって、注目の的。
愛嬌もあって、見事な演技を見せてくれました。

例年、西を背にしての演技なので、
逆光になってしまい、
まぶしいのが難点といえば難点。
しかし、これがしきたりですからねぇ・・・。

というわけで、春祭りの夜は
懐かしい祭囃子の調べとともに更けていきます。
日比
by hearthandhome | 2012-04-22 08:10 | 半田

住んでる人に聞きに行こう!

f0059988_16531482.jpg築17年、今回、改修工事をさせていただいた住まい手とお話しをする機会がありました。
住宅の住まい手として、17年も前にOMソーラーの家を建てたことに誇りを持ち、「みんな、遅いじゃん!」と言って下さる奥様の心根に感謝です!熱を熱として利用するOMの原点を素直に理解して下さっていたこと、今でも、わたしたちの訴えたいことの原点と言えます。

見学会のお客様への説明に”住まいづくりの流れ”を作成しようとしているわたしにとって、
17年前を振り返り、体験談とご意見を交えながら、
いろいろ貴重な提言いただきました。
”住んでる人に聞きに行こう!”は、「お宅訪問」ばかりではありませんね。OBの方々のご意見をお聞きして、住まいづくりに生かしていければと思います。日比
by hearthandhome | 2012-04-21 08:00 | 住みながら思うこと

縦置ハンドリングボックス

f0059988_185136.jpg2階床上の縦置ハンドリングボックスは、
見た目、ロボットみたいでユーモラスですが、
毎回、その設置に、担当者の頑張りが光ります。

図面上の考察と、現場での実際の納めは
やはり、異なっていて細かな工夫が不可欠。
様々な方向からくる熱ダクトを受け止め、
スムーズな空気流れを搬送するのですから、
なかなかの精度を要する作業ではあります。

特に、「白沢の家」のようにプラン上の制約から、
外壁に接しない位置に設置する場合は、
排気ダクトの経路の確保がハイライト。
1階の天井を下げて、そのふところを利用しています。
出来上がりを、お楽しみに・・・です。日比
by hearthandhome | 2012-04-19 16:30 | 白沢の家

ナナメ天井の照明器具

f0059988_17531268.jpg屋根勾配に沿ったカタチの
ナナメ天井に照明器具を取り付けるのは、
ちょいと工夫がいります。

天井に取り付けるのは敬遠して、
壁のブラケットが多用されていますが、
部屋の中心に照明が欲しい場合は
勾配天井用のコードペンダントを使ったり、
大工さんによる杉の台座をつくったり、
わざわざ無垢の梁を通して取り付けたり・・・。

このようなカタチのシーリングを取り付ける場合は
それ用の台座を考案してと言うことになりました。


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「白沢の家」では、ナナメ天井の子供室に、
既存シーリングのための金属製の台座を
住まい手自ら考案し作成し提供していただきました。

照明器具が取り付いてしまえば、
見えなくなる台座ですが、丁寧な仕事ぶりです。

半信半疑でしたが、うまく納めることができそうです。
学ばせていただきました。ありがとうございました。
日比
by hearthandhome | 2012-04-18 08:11 | 白沢の家

半田 春の山車まつり

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半田市内の各地の神社を中心にして、
春の山車まつりが行なわれています。

上半田地区では、
地区内を引き回されてきた2台の山車に、
夕刻が迫る頃、提灯が取り付けられます。
地面に並べられ、和蝋燭に灯が灯され
手際よく山車に取り付けられる様を見るのが
毎年の楽しみです。



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蝋燭の灯がLED照明に替えられ、
山車にバッテリーが積み込まれるという
最新事例が新聞報道にありました。
宵宮を照らす灯りも、効率の良い照明器具と化し、
コードで繋がれるという事態にもなりかねません。
電気の便利さはいいけれど、ちょっと、寂しいことです。

山車運行に呼応して
蝋燭の灯が微妙に揺れるところに
情緒を感じる感性は大事にしたいものです。



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宮池には2台のちんとろ船。
365個の円弧を描く提灯と
垂直に延びた柱の提灯は、うるうの今年は13個。
水面にユラユラ映る提灯の姿も幽玄の雰囲気。

船上では三番叟が奉納され、
一年中の無病息災・家内安全の祈願となります。




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終盤には恒例の仕掛け花火の打ち上げ。
昨年の大震災による自粛分を取り戻すかのような
豪華絢爛な大花火が延々と続きました。

被災地のことを思うと
少し複雑な気持ちにもなりますが、
人間とはつくづく、業の深い生き物でもありましょうか。

桜がハラハラと散るこの季節の春まつり。
五穀豊穣、国土安泰を祈る気持ちも
例年とは少し違うように思います。日比
by hearthandhome | 2012-04-17 10:45 | 半田

パッシブという住まい方のブランド化に向けて

より高性能な省エネ基準、低炭素化(LCCM)住宅、パッシブハウス、スマートハウスなどの言葉が
政策上からも、住宅の分野においても飛び交う中で、OMソーラーの全国会議が行われました。
OMの掲げてきた太陽熱利用が、前述の言葉や太陽電池などに紛れ込んでしまい、その優位性を
見失いかねない傾向があり、今、OMとわたしたちが目指しているものを明確にするための会議です。

太陽熱は無尽蔵で、しかもタダであることは誰もが認めることとして、OMソーラーの家がありました。
特に、その床暖房は、健康で快適な暮らしを支えるシステムとして最上のものです。
しかし、ほっとけば消えてしまう低密度のエネルギーだからこそ、ゼロエネルギー住宅を目指していく上で、工夫して使うことの必要性を、今回、あらためて強調されました。
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その意味から、東京大の前研究室の若いメンバーの風・光・熱・エネルギーのデザインについての
研究が、OM社屋の敷地内の実験棟で行われているという経過報告があり、今まで感覚的に捉えられていた事が、数値として「見える化」されていく様子に大きな期待を持ちました。
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また、敷地内では、三つの同じプランの住宅が建てられ比較研究なされている由。
NEDOの補助金があったればこその野心的な試みです。そこでは、太陽熱の集熱・蓄熱・換気量の
データを次の設計に生かしていくのが目標。集熱においては、従来の空気式だけでなく、液式も実験しているとのこと、太陽熱利用に巾が出てくるかもしれません。
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このような技術的な探求ももちろん必要なことですが、東京都のキャンペーンにある、”熱は熱で” ”家とお湯、これからは太陽熱で温めてほしい” が紹介されました。
解りやすい言葉の中に、太陽をはじめとする自然と共に暮らす、正にパッシブな住まい方が言い表されていて、カッコよく言えば、ブランドとして認めていただけるような仕事をしていきたいと思います。
また、気まぐれな太陽相手ですから、失敗したことや改良を加えたことなどの情報も、正確にお伝えしていきたいものと思っています。 日比
by hearthandhome | 2012-04-16 08:09 | OMソーラー

「15坪の家」 見学(3)

f0059988_124184.jpg2階に上がる階段+LDK+2帖の和室+
ロフトへの階段+行き届いた細かな収納棚類。
そして、円形テーブルと造り付けられた家具類の
回遊動線さえも実現した、なるほどのハーモニー。

今まで見た雑誌やインターネット、さらには、
このカメラの画像では、到底、捉えきれないほどの
綿密に意図された空間が拡がっています。
仕上げ材料はもとより、窓から差し込む光や、
風の抜け方も含めて、暮らし方をきっちり捉えた空間と言っていいでしょうか。

住みやすさや住む空間の美しさは、
面積の広さとは別のもの。むしろ、適度な面積って
あるようで、小さい方が良いとも言える気がします。


f0059988_17283569.jpg思い思いに座ってみて、結果として、
思い思いに心地良さを感じているということは、設計者の意図にすっかり
ハマってしまっていて・・・。
でも、そのことに対して窮屈だとか、
もっと気ままに過ごしたいという
気持ちを軽やかに凌駕していて、
とにもかくにも気持ち良いのだから、
良しとするしかなかったのです。
住むということに果たす家具の存在の大きさを改めて感じもしました。


f0059988_1541409.jpg窓台の高さなどの寸法が、
住まい方に大きな影響を及ぼすこと、
あらためて痛感しました。

なぜ、2階LDKなのかという問いの
答えは明らかでした。
このカタチであるからこそ、どんな敷地にも、このような空間をつくることができ、1階LDKでは、この「15坪の家」の持ち味の多くが発揮できないことが
断言できてしまったのです。


一方、階段を上下することに差し支えが生じるであろう高齢者にとって、「15坪の家」の課題は、
まだまだ残されているのも確かなことです。 日比
by hearthandhome | 2012-04-14 08:10 | 家づくりへの思い