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床下の気流止め 施工編

f0059988_13531272.jpg一般的に在来工法の床下は、
土台と床根太の間がスカスカです。
ということは、土台に載っている外壁や内壁の内部の空洞がエントツ状で、
2階の屋根裏まで繋がっていて、
ツーツーなのは理解できますか?

ネズミやゴキブリが家中を駆けまわるのには好都合ですが、冬、足元は
相当に寒く、暖房機器も、あまり
効かないようになっています。

そこで土台と根太の間の狭い隙間に断熱材を詰め、床下の冷気を遮断するための気流止め工事。
床下で腹這いになっての作業中、土台と床根太の隙間に詰めた断熱材の画像です。和室の畳下ですので断熱材は張ってありませんが、和室以外は床材に断熱材が張ってあるのが普通です。
狭い床下空間でのキツイ姿勢の難工事ですが、厳冬に備え室内の暖気を逃さず、少なくとも床が
ヒンヤリ底冷えしないための効果の高い、気流止め断熱リフォームです。
念の為のことですが、結露対策用に断熱材を覆う防湿フィルムも、忘れてはいません。

OMの家にはまったく不要ですが、既存の在来工法の家にはお勧めです。
特に高齢者のお宅には、我慢しないでも過ごせる、家中、同じ温度の快適さを知って欲しいですね。
by hearthandhome | 2013-10-25 08:30 | 省エネ・断熱リフォーム

「風立ちぬ、いざ生きめやも」

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雨が上がり、靄に浮かぶ朝。
すっぽり洗われたような空気の中、
陽の光が里山の木々を照らし出す。

  「風立ちぬ、いざ生きめやも」

堀 辰雄の投げかけたこの字句は、
人それぞれの置かれた状況によって
生と死の間で揺れる心持ちが、
人それぞれの思いに響くようです。


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「風立ちぬ」 宮崎駿、堀辰雄そして常滑の家の住まい手に触発されて「夫婦ふたりの家」の進むべき道筋を指し示してくれたように感じながら、途方もないこととも、手に余ることとも。

でも、それこそ、きっぱりと
「風立ちぬ、いざ生きめやも」です。    
(「生きめやも」って、どう思います?)
by hearthandhome | 2013-10-21 15:58 | 家づくりへの思い

床下の気流止め

中古住宅の断熱リフォーム。既存建物に断熱材を付加したり、開口部の断熱性能をUPできれば
ベストだが、それなりの高価なコストが掛かる。

f0059988_20371870.jpg内外の仕上げ材を剥がさないで、
断熱効果を上げる場合、
推奨しているのが
天井裏と床下の気流止め。
天井裏や床下の現場では、一般に、
かなり劣悪な体勢による施工となる。

しかし所定の断熱効果が得られるか、
その監理・検査体制が問われ、前後の数値化が求められることになる。


屋根裏、特に床下は、狭く暗く、粉塵も舞い、虫たちも蠢く世界。建物の耐久性のチェック機能も
合わせて行えるけれど、日の当たらない地味な仕事。でも、大事な仕事です。
by hearthandhome | 2013-10-17 08:00 | 省エネ・断熱リフォーム

白い野の花

f0059988_17453096.jpg寒暖を繰り返しながら
秋が徐々に深まっていきます。
でも、進み方は一様ではなく
暑くなったり、冷っとしたり
その都度、野の花が敏感に反応して、
開花したり、休眠したりするようです。
道路際の白い花が、久しぶりに満開。

今回の台風は、本格的な秋を連れてきそう。清楚な白い花の開花も今年はこれでおしまいかな?
by hearthandhome | 2013-10-15 18:05 | 雑記

”家をつくろう” 住まい塾

”家をつくろう!”と思い立ち、それに備えて勉強しようとすると、大量のテキスト等の資料を目の当たりにして、広範囲で専門的な知識が必要であることに気づかされる。
好奇心や知識欲が旺盛な住まい手は、それ相応のチャレンジはできるが、多くの住まい手にとって、テキストやDVDを駆使して講演されたとしても実感するのは難しく理解したつもりでしかなかったり、いい話を聞いたで終わってしまう。場合によっては拒否さえ感じてしまうことも少なくない。
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自分たちの身の丈に合った住まいを考えるためには、講義による、教え学ぶ関係ではなくて、なぜ住まいに関心を持ち、どんな行動をとってきたかなど実体験と重ね合わせて話し合うことができる場を「住まい塾」と呼びたい。そうすることで、自分自身の想いを反映した住まいに近づいていく。

では具体的にどうするか?
一人一人の実体験を聞き質疑応答、話し合いをしていく「住まい塾」のコーディネーターでありたい。そんな、ふうにして、住まいづくりのお手伝いをしたいと、あらためて思っています。
by hearthandhome | 2013-10-12 10:07 | 家づくりへの思い

風立ちぬ

今から6年前、「夫婦ふたりの家」第3号として竣工した常滑の家を訪問しました。
当時、ご高齢のご夫婦からのご厚意を得て、美しい三河杉の真壁の家を建てることができました。
設計の時のご主人の「5年、もてばいいから」という冗談が、昨日のように思い出されます。
内壁には、奥様の作品が良い調和を保ちながら掛かっていて、心なごむ空間が広がっています。

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お話しの中に宮崎駿と堀辰雄の「風立ちぬ」が登場。
軍事機密としてのゼロ戦設計技師であった
主人公である堀越二郎たちの松本への疎開と、
その松本空襲が長崎原爆へと回避されての帰還。
設計技師であった奥様の兄上が無関係ではなかった。

そんな歴史の事実に圧倒されながら
まだ読んでいない「風立ちぬ」を思い浮かべていたところ、奥様が乙女の頃、胸ときめかせて読んだという
堀辰雄の「風立ちぬ」をお借りすることができました。

「風立ちぬ」を結ぶ映画と小説を、心して読んでいます。
そして眠るように老いるという、ピンピンコロリのお話し。
日頃、囲碁、株投資で頭を使い、
サッカーや山登りや晩年の散歩、野菜作り。
さらにくよくよしない性格が何より大事なこと。
「夫婦ふたりの家」から得られる貴重な教訓でした。
by hearthandhome | 2013-10-09 21:13 | 常滑市多屋の家

コキア アサリナ

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秋も深まり、散歩道のお宅のコキアが
赤く色づいています。
ほうき草とも言われるその形が、
赤くなって火炎にも見えますね。

春先に種を蒔いて、
冬には枯れていく一年草。
美しく燃えて、潔い植物です。




f0059988_17462388.jpg日差しを遮ってくれたアサリナ。
すっかり枯れ枯れモードです。
多年草ですから、
来春の復活が待たれます。
道端の野の花と共に
それぞれの秋を迎えています。

そういえばマムシやヤマカガシは、
8月以降に抱卵の時期となり、
敵に対して敏感になるとのこと。
特に夜間はクワバラ、クワバラ。
by hearthandhome | 2013-10-08 17:58 | 雑記

健康とくらし ピンピンコロリへの道

役所より「健康とくらしの調査」のアンケート用紙が送られてきました。
急激な少子高齢化を背景として、今後の行政の指針づくりに活かすのが目的とあります。
また、高齢化に伴う様々な疾患を予防する大きな意味も含まれているのは間違いありません。
寝たきり老人をつくらず、ピンピンコロリを目指してとまでは、書いてはありませんが・・・。

先月の初めのブログに「健康と住まい」を公開しましたが、このアンケートは、
より「人の暮らし」に密着した具体的な内容となっていて興味をそそられました。

先月の「健康と住まい」に関連する項目と対比してみると、
① 毎日、良く歩くこと。最低でも15分以上。そのためには、
・ 外出する機会として、スポーツや趣味のサークルなど、お仲間のいるグループに参加すること。
・ 極力、友人知人と会い、家を訪問すること。
・ 運動や散歩に適した公園や歩道、魅力的な景色や建物があること。
   (つくり手としての大きな責任とも言える。)
・ 誰もが気楽に立ち寄れる場所があること。(見晴らしのよい高台の休憩所なんて最適です!)
・ 徒歩圏に生鮮食料品が手に入るお店があること。(そういうお店を大事にするということ。)
② よく噛んでバランスの良い食事をする。
・ 自ら調理をするのがベスト。
・ 飲酒はほどほどに。喫煙はご法度。
・ 日頃からの自前の歯の手入れが大切。 (主治医としての歯医者がいるといい!)
③ 団欒。
・ 家族の中に居場所があること。実は、これが肝心かなめのことなのでしょう。

その他、
① 地域、ご近所とのお付き合いや自治会などの活動に積極的に参加する。
② なんでもいいから、声を出して笑うこと。
③ 絶対に転ばないこと。(運動や食事で、体力を付けることにも通じる。)
④ 新聞、本、雑誌を読むこと。好奇心を持つこと。
⑤ ネガティブな考えの愚痴を聞いてくれる、あるいは聞いてあげる人が居ること。
以上のような内容がアンケートの項目から読み取れ、行政として用意できる施設や人材の確保を
構想しているようです。
また、行政に委任するだけでなく個人個人においてできることの多くが示唆されていました。
これからの住まいづくりに、何らかのカタチで取り入れていけるといいなと思います。
by hearthandhome | 2013-10-03 21:57 | 家づくりへの思い